後世にに語り継ぎたい馬ベスト200

後世にに語り継ぎたい馬ベスト200
の投票最終結果が発表され、二○○五年から二○○六年にかけてG1を七勝もしたディープインパクトが1位に選ばれた。
2位は2011年の三歳クラシック3冠馬でGI・6冠、凱旋門賞2着のオルフェーヴル。
競馬人気絶頂期の80年代終わりから1990年に激走したオグリキャップが3位に入った。

 

上位20頭は次の通り。
2007年ダービーのほか09年ジャパンカップ(JC)などを制した女傑ウオッカが4位と高い人気を示し、
牝馬では他に、アンカツこと安藤勝己とのコンビで2008年有馬記念などGI・4勝、
同年秋の天皇賞ではウオッカの2着だったダイワスカーレットもトップテン入りをした。

 

1984年の3冠馬シンボリルドルフ、91年のダービー、皐月賞などを制したトウカイテイオー、98年のJC優勝後は海外に打って出たエルコンドルパサーも含め、いずれも名前を聞くだけで分かるような馬が10位以内に名を連ねた。

 

 注目は、GIに関しては98年宝塚記念が唯一の勝ち鞍だったサイレンススズカの5位選出。大逃げを打つ独特のレース運びから“記憶に残る”名馬としてファンの胸に刻まれている。

 

 半面、かつては史上最高の馬と言われた60年代の3冠馬シンザンや70年代に史上空前のブームを巻き起こした皐月賞馬ハイセイコー、驚異の追い込みでシンザン以来19年ぶりの3冠を達成したミスターシービーはトップ10から漏れた。

 

 投票は昨年10月から今年1月初旬まで行われ、1万7000を超える投票があった。ネットとハガキで受け付けられ、ネットユーザーが多い若者層の投票が、近年の活躍馬を上位に押し上げたのか…。


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